Lの発音がたいへんだー

日本人はLの発音ができません. 当然の結果として,LとRの聞き分けもできません. つづりもLとRはよく間違えます. 話しても書いても“Eric Clapton”が“Eric Crapton”になっちゃったりするんです. たいした問題じゃないと思うかもしれませんけど, 実際に辞書を引いて意味を確かめてみてください. ことの重大さに気がつくはずです.

Googleなんかで検索してみると,この間違い(一部はワザとかも?)は決して少なくないことがわかります. 場合によってはCDのジャケットとか出版物にまで間違いが及んでいるようで,笑えない事態です.

Eric Craptonのヒット数
日付 ヒット数
2006年04月09日 13,900

英語ネイティブな人たちはLとRはまったく混同しないそうです. 全然違う音として聞こえるらしいです. 有名な例が“マリリン モンロー”(Marilyn Monroe)で,RとLが交互にでてくるのですけど, 英語ネイティブの人たちは綴りを間違えません(かつアクセントも日本語のモンローとは だいぶ違うことに注意). これは日本人にはたいへんです.

※日本人の中にも ごく一部“らりるれろ”をすべて“L”で発音している人がいます (日本人から見ると舌足らずな発音をする人なんですけど,英語では正しいLの発音だったりします). しかし,こういう人は逆にRの発音ができなかったりするから, 結局同じだったりするんですけども.


はたいたかし
Apr. 28, 2006.
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